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ユーザーがGoogleを検索したあと、検索結果ページでどれもクリックせずにそのまま離脱する割合が、全体の約3分の2にも上ることが明らかになった。
これはマーケティング会社のSparkToroがSimilarWebのデータをもとに取りまとめたレポートで、2020年に全世界で行われたGoogle検索の64.82%、およそ3分の2が、検索結果画面を表示するだけでその先のページに遷移しない、俗に言う「ゼロクリックサーチ」だったという。特にモバイルデバイスでは77.22%と、4回検索されたらそのうち3回は、そのまま検索結果画面が閉じられてしまう計算になる。同社は検索結果画面にサマリーやWikipediaの内容を直接表示するGoogleの取り組みが功を奏しつつあるのではないかと分析しており、コロナ禍でデスクトップを使わずモバイルデバイスで済ませる人が増えることで、これらの傾向はさらに強まる可能性が高いと予想している。ちなみに同レポートによると、検索結果上部の広告枠をクリックする人も増えているとのことだが、こちらもモバイルデバイスでは1%を切る低い割合にとどまっており、モバイルユーザーはとにかくリンクをタップせずに済ませるという傾向があるのは間違いなさそうだ。
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