米デルは5日(現地時間)、ビジネス向けノートパソコンとして、Latitude 9000シリーズなど、第11世代Coreプロセッサを搭載製品を合計8機種発表した。
最上位の「」は3月9日に販売開始で価格は未定。14型ディスプレイを備えた360度回転式のコンバーチブル2in1またはクラムシェルで、解像度は2,560×1,600ドットまたは1,920×1,280ドットを採用。輝度が500cd/平方mと明るく、sRGB 100%の色再現性を達成している。筐体はアルミニウム製で、ヘアライン加工とダイヤモンドカットを施した。
vPro対応の第11世代Coreプロセッサを搭載でき、パソコンの起動/復帰の速さ、バッテリの持ち、使い勝手などを保証するIntel Evoプラットフォームにも対応。Wi-Fiは2.4/5GHz帯だけでなく、6GHz帯もサポートするWi-Fi 6Eに対応するほか、LTE/5G通信機能も用意。eSIMを利用可能としている。
このほか、Webカメラは自動的に開閉が行なわれる業界初を謳うSafeShutterを採用することに加え、IntelのVisual Sensing Technologyを活用した離席/着席時の自動ロックと解除、ユーザーの使用パターンを解析してバッテリの駆動時間を改善するDell Optimizerなどを搭載している。
メモリは最大32GBのLPDDR4X-4266、ストレージは最大1TBのNVMe SSD、ディスプレイは2in1が2,560×1,600ドット(16:10)、クラムシェルが1,920×1,280ドット(3:2)の液晶ディスプレイで、前者はデジタルスタイラスペンをサポート。OSはWindows 10 Pro/Home、Ubuntu(クラムシェルのみ)。
インターフェイスはThunderbolt 4(DisplayPort、USB PD対応)、USB 3.0、HDMI 2.0、microSDカードスロット、顔認証または指紋認証リーダ(オプション)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、音声入出力端子などを装備。
本体サイズは310.59×215.18×13.99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.33kg(クラムシェルの場合)。バッテリは40Whまたは60Wh。
以外には、7000シリーズとしてコンバーチブルの13.3型2in1「Latitude 7320」と14型2in1「同7420」、クラムシェルの15.6型ノート「同7520」、デタッチャブルの13型2in11「同7320 Detachable」、5000シリーズとしてコンバーチブルの13.3型2in1「Latitude 5320」、クラムシェルの14型ノート「同5420」と15.6型ノート「同5520」がラインナップされており、すべてvPro対応の第11世代Coreプロセッサを搭載する。
Latitude 7000シリーズは3月30日販売開始で価格は999ドルから。同5000シリーズは1月12日販売開始だが価格は未定。
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