政府が提唱する働き方改革や昨今の社会情勢の影響でテレワークなどの新しい働き方が普及し、自宅など社外で業務を行う機会が多くなってきた。そこで課題として浮かび上がってきたのが、生産性の低下だ。オフィスの環境と自宅環境のギャップが大きく、思ったように作業効率が上がらないという悩みを抱えるケースが増えつつあるのだ。
とくにノートPCのみの環境では、画面の小ささや一度に表示できる情報量の少なさが生産性低下につながりやすい。そこでおすすめしたいのが、ノートPCにサブモニターをつないで2画面で作業する「デュアルモニター」だ。
今回は在宅ワークの効率を改善して業務を快適にできるデュアルモニターについて解説していこう。
最近のノートPCは画面周囲のベゼル(枠)を細くすることで大画面化と小型化を両立したものが多いが、いくら技術が進んでもその筐体に搭載できるディスプレイの大きさには限界がある。しかし物理的な画面サイズは作業効率に直結する要素。画面サイズが大きいほど資料なども大きく表示できて見やすくなる。
現在売れ筋のノートPCは14〜15.6型のディスプレイを搭載したものが中心だが、複数のアプリのウィンドウを重ならないように表示させると、各ウィンドウのサイズが小さく見づらくなってしまう。そのためマルチタスクで作業効率を上げようとするほど、逆に生産性が下がってしまうことになりかねない。
業務を行う際はメーラーやブラウザ、WordやExcelなどのOfficeアプリなどを同時に立ち上げて使っているという人が多いはず。人によってはSNSやスケジュール管理のためのアプリを常時起動しているという場合もあるだろう。これらのウィンドウを切り替えながら使用するのはめんどうだし、情報の見落とし(たとえば急を要するメールの受信を見落とすなど)につながる場合がある。
しかし、サブモニターを使って2画面にすることでこうした問題を大きく改善することができる。たとえばSNSやメーラーなど頻繁にチェックするアプリのウィンドウを片方にまとめて表示しておき、もう一方でOfficeアプリを大きなウィンドウで表示すれば、仕事の効率をグッと上げることができるしメールやメッセージの受信にも気づきやすくなる。あるいは、片方に資料を表示しながら、もう一方にWordを表示して作業すれば、企画書などの文書作成もスムーズに進められる。
もっとも、サブモニターを導入する場合はそのぶん設置スペースも必要になる。自宅に書斎などの仕事用の作業場を用意できないという理由で導入を諦めてしまう人もいるかもしれない。しかし、最近は気軽に持ち運べてケーブル1本でノートPCにつないで利用できるモバイルモニターも増えてきており、リビングのテーブルなどのちょっとした空きスペースでもデュアルモニターを実現することができる。ノートPCと一緒に持ち運んで出先でデュアルモニター環境を構築することも不可能ではない。大型の外付けモニターを置く場所がないという場合や、コワーキングスペースなどを利用する機会が多い場合は、検討してみるといいだろう。
それでは、デュアルモニターに適したPCは具体的にどのような製品があるのだろうか。ここでは、品質・サポートの高さで評価されるマウスコンピューターのビジネス向けPCブランド「MousePro」から、いくつかおすすめの製品を紹介していこう。
「MousePro NB4」シリーズは、14.0型フルHD液晶ディスプレイを採用した大画面モバイルノートPC。厚みが16.9mm、質量が1kg台前半と薄型軽量だがインタフェースが充実しており、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-A(USB 3.1)、USB Type-C(Thunderbolt 4)、HDMI、カードリーダー、ヘッドホン出力/ヘッドセット端子、セキュリティスロットなどを搭載する。USB Type-Cは映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応しているため、HDMI端子と合わせれば最大3画面のマルチモニター環境を構築可能。直販サイトではオプションとしてわずか960gの15.6型モバイルモニター「iiyama X1670HC」など複数のモニターが用意されており、用途にあわせて選択できる。
MousePro-NB420H(131,780円~/税込)
【基本スペック】CPU:インテルCore i5-1135G7プロセッサー、グラフィックス:インテルUHDグラフィックス、メモリ:8GB、SSD:256GB(NVMe対応)、サイズ:W322×D216.8×16.9mm(折り畳み時/ 突起部含まず)
⇒MousePro-NB420Hの詳細はコチラ
⇒iiyama X1670HCの詳細はコチラ
「MousePro NB5」シリーズは、15.6型フルHD液晶ディスプレイと光学ドライブを搭載しながら、2kg前後の軽量ボディを実現したノートPC。映像出力端子は古くから普及しているD-Subと近年主流のHDMIに対応しており、さまざまなモニターをつないで使用することができる。直販サイトではオプションとして豊富なモニターが用意されており、34型ウルトラワイドモニター「iiyama XUB3493WQSU」なども選択可能だ。
このほかUSB Type-C(USB 3.0)、USB Type-A(USB 2.0)×2、USB Type-A(USB 3.0)ヘッドホン出力/ヘッドセット端子、マイク入力端子、有線LAN、セキュリティスロットなど充実したインタフェイスを搭載しており、周辺機器を活用しやすいのも魅力的なポイントになっている。ラインナップは、CPUにCeleronを採用したエントリーモデルから、Core i3/i5/i7を搭載したモデルまで幅広い製品が用意されているが、本製品はそのうちCore i5-10210Uプロセッサーを搭載した良コスパモデル。高性能で使いやすいテレワーク用ノートPCを探している人におすすめだ。
MousePro-NB520H(104,280円~/税込)
【基本スペック】CPU:インテルCore i5-10210Uプロセッサー、グラフィックス:インテルUHDグラフィックス、メモリ:8GB、SSD:256GB、サイズ:W361×D256×24.1mm(折り畳み時/ 突起部含まず)
⇒MousePro-NB520Hの詳細はコチラ
⇒iiyama XUB3493WQSUの詳細はコチラ
いずれも直販サイトではメモリやストレージなどをきめ細かくカスタマイズすることができる。また、1年間無償ピックアップ保証や24時間×365日電話対応など、手厚いサポートが受けられるのも魅力的。ビジネスPCの購入を検討しているユーザーは、一度チェックしてみてはいかがだろうか。
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業務効率を大きく改善するデュアルモニター ノートPCとサブモニターの2画面で在宅ワークを快適に 最大3画面のマルチモニターが可能な薄型モバイル「MousePro-NB420H」 据え置きでデュアルモニターを使うのに便利な「MousePro-NB520H」カテゴリー
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