3パターンの内部レイアウトでハイエンド構成にも対応するというMini-ITXケース「i 100 Pro」の販売をパソコン工房 秋葉原BUYMORE店が開始した。同店によると「パソコン工房独占販売モデル」という。
ラインナップは4つで、ガラス製サイドパネルのシルバーカラー「i100 Pro S/G」とブラックカラー「i100 Pro B/G」、アルミ製サイドパネルのシルバーカラー「i100 Pro S/A」とブラックカラー「i100 Pro B/A」。店頭価格はガラス製サイドパネル採用モデルが18,080円、アルミ製サイドパネル採用モデルが20,780円。
i 100 ProはMini-ITX/DTXマザーボードに対応した小型のタワー型PCケースで、中国Dongguan Sibositong IndustrialのJONSPLUSブランドに属する製品。同社のPCケースブランドとしてはJONSBOもあるが、JONSPLUSはJONSBOのサブブランドと位置付けられている。
フロントパネルはボタン・端子類や通気口などが一切無いシンプルなデザイン。高さ307×幅194×奥行き435mmのコンパクトサイズながら、長さ373mmまでのビデオカードや、大型のラジエーター・空冷CPUクーラーを内蔵できるのが特徴だ。
内部のレイアウトを3つのパターンで使用でき、(1)ビデオカード垂直設置+水冷クーラー、(2)ビデオカード水平設置+空冷クーラー、(3)ビデオカード水平設置+水冷クーラー、という組み合わせがサポートされている。
(1)では360mmサイズまでのラジエーター、奥行き175mmまでのATX/SFX電源などに対応、(2)では高さ166mmまでのCPUクーラー、奥行き140mmまでのATX/SFX電源などに対応、(3)では360mmサイズまでのラジエーター、奥行き115mmまでのSFX電源などに対応する。
(1)では120mmファン6基または140mmファン4基を装着するといった風量重視の構成も可能。また、(3)はSFX電源のみ対応するが、広いスペースを確保できるので、ガラスパネル越しにマザーや冷却ブロックなど観賞したい人にも向きそうだ。
筐体デザインはエアフロー重視で、グリルタイプのトップパネルや、ボトムファンを装着できる構造などが採用。トップパネルはマグネット式で、容易に着脱できるとしている。
ドライブベイは3.5/2.5インチ×1、2.5インチ×2。拡張カードスロットは2基。ライザーケーブルはPCIe 3.0 x16対応で、長さは207mm。なお、Mini-DTXマザーを搭載する場合は、228mm以上のライザーケーブルが別途必要。また、SSDゲージを取り付けた場合は、ビデオカードの対応サイズが長さ345mmまでになるとのこと。
[取材協力:パソコン工房 秋葉原BUYMORE店]
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