Appleは1月28日、iOS15.4、iPad OS 15.4、macOS Monterey 12.3のβ版の提供を開始した。 iOS 15.4では待望のマスク着用時のFace ID解除が可能になる。β版の利用には、Apple Beta Software Programへの登録が必要。妊娠した男性 Appleによれば、マスクを着用した状態でもFace IDを使えるようにするため、目の周辺の固有な特徴に依存した認証を行うという。マスクを着用した状態でも、他人がFace IDでロック解除してしまう確率は100万分の1と、着用していない状態と変わらない精度を実現している。マスク着用時のFace ID認証は5回までで、5回失敗したらパスコード入力に切り替わる。これも非着用時と同様だ。 AppleはFace IDのマスク対応を段階的に進めており、2021年4月のiOS 14.5では、Apple Watchを併用することで、マスクを着用していてもFace IDアンロックができるようにしたが、この時点ではマスクしている顔は、それが自分のものでなくても有効で、Apple Watchを装着していることでセキュリティを担保しているという状態だった。支払いなど必要とされるFace ID認証もApple Watchではパスできない。・Apple WatchでiPhoneのFace IDアンロックを初体験して分かったこと Apple Watchはもはや必須 iOS 15.4のマスク対応Face IDはこれらの問題をクリアしているはずなので、大いに期待ができる。
iOS 15.4β版では、イスラム圏で使われるサムサ、妊娠した人たち、指ハート、唇を噛むなど、ジェンダーレス、ダイバーシティとインクルージョンを意識した新しい絵文字が加わっている。 24インチのM1 iMacの絵文字も追加された。
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