2021年10月期。「鬼滅の刃」無限列車編、ルパン三世、ASMRアニメも

テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編が全7話で放送。第1話は煉獄杏寿郎が鬼殺隊本部を旅立ち無限列車へと向かう道中の任務を描いた完全新作エピソード、第2～7話は、無限列車での任務を約70カットの新作映像、新規BGM、完全新作予告を追加して放送される。そして12月には「鬼滅の刃」遊郭編に突入。遊郭編は初回1時間放送となる。

テレビアニメ版無限列車編の主題歌はLiSAが担当し、オープニングテーマ「明け星」、エンディングテーマ「白銀」はともに梶浦由記楽曲提供。遊郭編の主題歌はAimerが担当し、プロモーションリールでも公開されているオープニングテーマ「残響散歌」と、梶浦由記楽曲提供のエンディングテーマ「朝が来る」を歌唱する。本編はもちろんのこと、主題歌にも注目だ。

クラシック音楽の楽曲を力として、怪物と戦っていく音楽バトル作品。アニメーション制作にはMAPPAとMADHOUSEが担当する。音楽が消えてしまった世界を舞台に、少年少女が旋律を生み出し、怪物に抗っていく様が描かれる。

空から黒い隕石「黒夜隕鉄」が降った夜、世界は様変わる。隕石から生み出された異形の怪物「D2」が、大地と人々を蹂躙し始める。D2は人の奏でる旋律に惹かれ、やがて「音楽」そのものが禁忌とされた。かつて音楽は人の心を照らす光であったが、D2によりその光は世界から奪われてしまう。

そんな中、人類史に残る偉大な歌劇、楽曲の楽譜を身に宿す「ムジカート」と呼ばれる少女・運命と、彼女を指揮し、導く「コンダクター」と呼ばれる少年・タクトがD2に対抗する。音楽が失われた世界で、音楽を渇望する少年と、D2の殲滅を望む少女が、旋律を生み出していくが?!

週刊少年サンデーで連載中の漫画「古見さんは、コミュ症です。」がTVアニメ化。本作はテレビドラマ化もし、NHK総合で放送されている。人前で緊張してしまう“コミュ症”な古見さんの夢は「友達を100人作る」こと。そんな彼女の夢を叶えるべく、“普通すぎる”クラスメイト・只野くんが協力するストーリー。

彼らの通う私立伊旦高校は、県内有数の進学校でありながら、試験方法は面接のみ。合格基準は"個性"。そのため、アクの強い者だけが集まっており、キャラクターの個性が特徴的。そんな環境の中、古見さんは友達を作っていけるのか……?

「ルパン三世」アニメ化50周年の節目にスタートする「ルパン三世 PART6」は、まさに“話題てんこ盛り”の最新作だ。先日発表され、大きな話題となったのは、次元大介役の声優が小林清志から大塚明夫へと交代する事。大塚演じる次元の声が初めて楽しめるのが、この「PART6」だ。

放送初回は、小林清志が最後に次元を演じる作品となる「EPISODE 0 ―時代―」を放送、それ以降の放送回では大塚が次元を演じる事になる。

さらに、物語の中でルパンの前に立ちふさがるのはシャーロック・ホームズ。世界各国の警察組織を翻弄してきたルパンファミリーと真正面から戦える人物として、文句なしのキャラクターであり、ルパン VS ホームズの展開も気になるところ。

また、ゲスト脚本家として、湊かなえ、押井守など、小説界・アニメ界を賑わす豪華な顔ぶれも参加。かつて映画として作られるはずが、企画が流れ、幻と言われた“押井版ルパン三世”。その復活となるか!? あらゆる面で見逃せないアニメシリーズになりそうだ。

「180秒で君の耳を幸せにできるか？」は、話題の“ASMR”をテーマにしたオリジナル5分アニメ。「視覚や聴覚からの刺激によって引き起こされる⼼地よさや、脳がぞわぞわするような感覚を引き起こす音声・動画ジャンル」として、近年盛り上がりを⾒せているASMR(Autonomous Sensory Meridian Response/自律感覚絶頂反応)。

同作はこれをテレビアニメに取り入れたもので、女子高生の澤家月光(ゲッコーちゃん)が、ダミーヘッドマイクを購入し、ASMRの世界に踏み出した事から物語が始まる。ASMRなのでもちろん、ヘッドフォンで視聴すると魅力が倍増。音の良いヘッドフォンを用意して、放送開始まで待機しよう。