Muhdan Syarovy / Shutterstock.com
コアなファンが多く、2019年にはApple Pencilも使えるようになった第5世代が発売されている「iPad mini」。2012年の登場以来、進化が止まらないiPad miniの魅力を、ほかのiPadシリーズのモデルと比較しながらご紹介していきましょう。
【関連記事】初代から最新モデルまで5世代にわたる「iPad mini」の機能、サイズを比べてみた
iPadシリーズにはiPad ProとiPad Air、通称“無印iPad”と呼ばれるiPad、そしてiPad miniの4モデルが存在します。それぞれのモデルは内蔵メモリの量や、Wi-Fiモデル、Wi-Fi + Cellularモデルの違いでさらに細かく分類されます。そのなかでも特徴的な部分で比較してみましょう。
一番大きい画面サイズを持つiPad Proには、12.9インチと11インチのモデルが用意されています。12.9インチの使い方で一番のおすすめは、Apple Pencilなどを使った描画です。室内では専用のペンタブレットを使えたとしても、その環境をそのまま外に持ち出すのは難しいです。出先でのちょっとした作業などには、iPad Pro 12.9インチがピッタリでしょう。
また、Split View機能で画面を分割しても使い勝手が良いので、インターネットを閲覧しながら文書作成する際にもおすすめです。
画面サイズ11インチのiPad Pro、10.9インチのiPad Air(第4世代)、10.2インチでシリーズの中でも価格がお手頃なiPad(第8世代)は、ノートパソコンの代わりとしてモバイル環境で使うのにピッタリです。
各機種に対応するApple純正のMagic KeyboardやSmart Keyboardを使えば、ノートパソコンと変わらない使い勝手と、カバンに入れやすく持ち運びに便利という可搬性を両立できるでしょう。
一番小さい7.9インチの画面を持つiPad mini(第5世代)は、電車などでの移動中に、片手で持って操作するのにちょうど良い大きさです。
例えばゲームをプレイする時など、iPhoneでは少し小さく感じるゲーム画面もiPad miniなら見やすくなります。ロールプレイングゲームなど、世界観が大切なゲームには絶妙なサイズです。
【参考】iPad Pro(Apple)
iPad miniの最新モデルは、2019年3月に発売された第5世代。画面サイズこそ初代から変わらない7.9インチですが、上位モデルのiPad Proにも劣らないスペックを備えています。
チップはiPad(第8世代)と同世代の「A12 Bionic」(iPad ProはA12Z Bionic)で、画面もiPad(第8世代)と同じRetinaディスプレイ(iPad ProはLiquid Retinaディスプレイ)。
iPad miniは、最新よりちょっと手前のテクノロジーを採用し、コストと性能を両立させたモデルなのです。
初代iPad miniの発売は2012年。第2世代(iPad mini 2)は2013年、第3世代(iPad mini 3)は2014年、第4世代(iPad mini 4)は2015年と、1年おきにiPad miniの新作が発売されてきましたが、現在の最新モデルである第5世代の発売は、2019年でした。
第5世代の人気が衰えない今も、新型モデルの発売が期待されています。
【参考記事】初代から最新モデルまで5世代にわたる「iPad mini」の機能、サイズを比べてみた
ここからは、iPad miniにピッタリなアクセサリや使い方をご紹介していきましょう。
iPad miniは、ほかのiPadのようにノートパソコンの代わりとして使うことが想定されていないのか、Apple純正のMagic KeyboardやSmart Keyboardは用意されていません。
ただしAppleの公式サイトでも紹介されているLogicoolの 「Ultra Slim Keyboard」は、iPad miniと一緒に持ち運んで使うにはピッタリのキーボードです。
厚さ6mmで重さは180g。耐水性と耐落下性を備えているのも心強いです。
【参考】Appleオンラインストア製品詳細ページ
出張先などいろいろなところにiPad miniを持って出るなら、荷物はなるべく少なく、かつしっかりとしたケースに入れたいもの。そんな時のおすすめは、サードパーティー製のキーボードにもなるケースです。
Eisuiyiのキーボードケースは、ABS+アルミ合金製でキーボードには7色のバックライト付き。iPad miniをしっかり守ってくれて、開けばキーボードにもなる一台二役のケースです。
iPad miniでマウスを使うなら、おすすめは何といっても純正のMagic Mouse 2です。
マウスの表面は、タッチパッドのように操作ができるMulti-Touchに対応しているので、書類のスクロールやウェブページのスワイプも自由自在。
iPad miniでの対応は第4世代から。iPadOSも、最新バージョンにアップデートしてから使ってください。
【参考】Apple公式サイト製品詳細ページ
画面の大きいiPadでは、その幅を活かすために画面を横に固定して使う人が比較的多いようです。しかし、軽くて片手でも持ちやすいiPad miniなら、ぜひとも画面の縦横を固定せずに、自在に画面を動かして使ってください。この設定は、画面右上から斜め下にスワイプすると出てくるコントロールセンターですぐに切り替え可能です。
赤枠のアイコンをタップすると、簡単に固定と自動回転を切り替えられます。
Appleは、初期不良などで返品されたiPadを整備して、認定整備済製品として販売しています。認定整備済製品は新品同様で1年間の保証付き。リーズナブルにiPad miniを手に入れたいなら、認定整備済製品の購入も検討しましょう。
【参考記事】リーズナブルな価格で保証付き!「iPad mini」をお得に購入したい人におすすめの整備品の選び方
リーズナブルで新品同様、保証付きといいことずくめの認定整備済製品ですが、在庫は返品されたiPadの数で決まります。いつも全てのモデルが揃っているわけではないので、購入を検討しているなら常に在庫をチェックしておきましょう。
大き過ぎず小さ過ぎず、絶妙な大きさのiPad mini。第5世代になって性能も上がり、ますますコストパフォーマンスに磨きがかかりました。カバンがパンパンになるのはイヤだけど、性能の良いタブレットを持ち歩きたい……iPad miniは、そんなあなたにピッタリのモデルです。
※データは2020年12月上旬時点での編集部調べ。※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/ねこリセット
ナビゲーションリスト
もう一度整理! iPad Pro、Air、iPad、miniの違い iPad miniにおすすめのアクセサリや使い方は? リーズナブルにiPad miniを手に入れたいなら認定整備済製品がおすすめカテゴリー
ホット記事