ただし、現時点では、プレビュー版のみが対象で、日本のユーザーがこの機能を利用することはできない。米国アカウントのみなどの制限があるからだ。また、Androidといっても、当初利用できるのはAmazonが提供するアプリに限定される。AmazonはKindleなど、自身で手がける端末向けに「Amazon Appstore」を提供しているが、これがWindows 11で利用できるようになる見込みだ。
AndroidはGoogleが手がけるOSと評されることも多いが、実際にはオープンソースのOSの上に、GMS(Google Mobile Service)と呼ばれるアプリやAPIを載せ、各メーカーに提供している。このオープンソース版のAndroidをカスタマイズして、自身で運営するストアを載せた端末を開発することができる。
AmazonのKindleは、そんな事例の1つだ。そのAmazonが手がけるAmazon Appstoreからダウンロードしたアプリが、Windows 11の上で動作することになる。Androidアプリと言っても、Googleが各メーカーに提供しているPlayストアが使えるようになるわけではない点には、注意が必要だ。アプリの数やバリエーションは、GoogleのPlayストアに軍配が上がるため、Androidアプリが動くようになると言ってもメリットは限定的になる可能性は高い。
カテゴリー
ホット記事