この忌まわしきネットワークのバーは誰もが見たことがあると思います。Wi-Fiの接続状況を示す小さなアイコンです。
バーが全部点いているのはWi-Fiの速度が十分という意味ですが、全部点いていない場合はWiFiの接続環境が悪いということです。
「3つのうち1つしか点いていない場合は絶望的なの?」
「1つしかバーが点いていなくても、Netflixが見られるのはなぜ?」
「2つのバーが点いている時は、3つ寄りなのか、それとも1つ寄りなの?」
「ルーターの近くにいった方がいいのか、そのままでもいいのか?」
など、バーの示す情報は謎だらけでイライラします。
Wi-Fi接続が良いのか悪いのかを見極めるのに、そんな小さなアイコンに頼るのではなく、別の方法をお教えしましょう。
今度からは、アイコンを見るのではなくコマンドプロンプトを立ち上げて、Wi-Fiの接続品質についてもっと詳しく科学的に調べましょう。(ご心配なく、PowerShellを使ってもいいです)
最初に、コマンドプロンプトを起動しなければなりません。
Windowsのスタートボタンをクリックしたら、「コマンドプロンプト」と検索し、起動したら以下のコマンドを入力します。
WiFi接続をしている場合は、以下のようなレスポンスがあるはずです。
「シグナル」の行で、任意の数値ではありますが、Wi-Fi信号の強度がわかります。(「任意の」と言っているのは0%になる前に接続は途切れるからです)
Wi-Fi接続のdBmの数値を知りたい場合は、サードーパーティのアプリを使った方がいいと思いますが、困った時は上記の数値でも目安にはなります。
「シグナル」の数値が、85〜90%以上であれば十分で、50%だとまあまあ、30%以下だと問題ありだと言えます。
つまり、この数値は大体の目安に過ぎません。
家の中を歩き回って、WiFiの接続状況が悪い場所に行ったり、WiFiの接続シグナルが悪い/普通/良い時にどのような状況になるのかを把握するのが良いでしょう。
コマンドプロンプトよりもPowerShellを使う方が好きな人は、PowerShellを立ち上げて、以下の文字列を入力してください。(「Windows Central」より)
信号の数値は以下のように表示されます。
これだけです! 他のコマンドを入力すれば、もっと詳しい結果が得られます。
信号の強度は役立つデータではありますが、インターネット接続が遅くなったと感じる時はそれだけが原因ではありません。
ダウンロードやアップロードの状況(や待ち時間)に影響を与える原因は、他にもたくさんあります。
信号の強度だけで問題が解決するわけではありません。
考えられるそのほかの原因としては、次のようなものがあります。
他にも考えられる原因はあります。
しかし、Wi-Fiの信号強度が常に低い場合は、ルーターの置き場所や、使用する帯域(2.4GHzや5GHz)、接続しているデバイスとアクセスポイントへの通信状態が良好かどうかなどを見直した方がいいかもしれません。
トラブルシューティングの旅の始まりです。
米Lifehackerには役立つ記事もありますので、チェックしてみてください。
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Image: ratlos/Shutterstock.com
Screenshot: Lifehacker US, ライフハッカー[日本版]編集部
Source: LiveAgent, Windows Central
David Murphy - Lifehacker US[原文]
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