「Fire HD 8 Plus(第10世代)」は、KindleストアやAmazonビデオなど、Amazonのデジタルコンテンツ向けの8型タブレットだ。従来までは1バージョン構成だったが、今回のリニューアルを機に、上位の「Fire HD 8 Plus」と、下位の「Fire HD 8」の2バージョン構成となった。
筐体がフルモデルチェンジしたことに加えて、別売で専用ワイヤレス充電スタンドが用意されるなど、ハードウェアとして大きく進化した本製品だが、電子書籍ユースに限っては、メモリの増量やCPUの強化による、性能の向上が大きなポイントとなる。
今回は上位モデルの「Fire HD 8 Plus」について、従来モデルとの違いをチェックする。またメモリ容量、ワイヤレス充電への対応の有無が異なる標準バージョンの「Fire HD 8」についても、相違点を中心に適宜紹介する。
本体外観。今回から横向きを前提としたデザインに改められ、前面カメラの位置が変更になっているもちろん縦向きでの利用も可能だが、この場合、前面カメラが左側に来る配置になる電源ボタンや音量ボタン、USB Type-C端子、イヤフォンジャック類はすべて右側面にまとまっており、左側面にはなにもない本体上面にはスピーカーを備える。後述のワイヤレス充電スタンドに置いた時、この面が上に来る本体底面にはmicroSDスロットを備える。最大1TBまで対応するカテゴリー
ホット記事