EdTechZine編集部[著]
Amazonは4月27日、子ども向けタブレット「Fire HD 10キッズモデル」の新モデルと、子ども向けの月額課金制コンテンツ使い放題サービス「Amazon Kids+」のアップデートを発表した。
新しいキッズモデルは、同日発表された第11世代の10.1インチタブレット「Fire HD 10」「Fire HD 10 Plus」のうち、「Fire HD 10」をベースにしており、32GBの内部ストレージや3GBのメモリ、5メガピクセルのリアカメラなどを採用している。
キッズモデルには、「Amazon Kids+」の1年分のサブスクリプションと、新しいカラーバリエーション(スカイブルー、アクアマリン、ラベンダーの3色)でスタンド部分が持ち手としても使えるようになった保護カバーや、2年間の限定保証などがセットされている。
「Amazon Kids+」は、Amazonのキッズ向けコンテンツチームが厳選した書籍、ビデオ、学習アプリ、ゲームが数千点以上利用できる月額課金制のサブスクリプションサービス。対象年齢は3~12歳で、小学生以上(6~12歳)向けに大人っぽい見た目のユーザーインターフェースも新たに追加された。保護者の管理機能(ペアレンタルコントロール)も充実しており、コンテンツのフィルター、利用制限、学習目標の設定、利用内容の確認などが行える。
今回のアップデートでは、コンテンツがさらに拡充されるとともに、新しく「音楽」コンテンツが追加された。株式会社USENの協力により、オリジナル音楽アプリ「USEN Kids」としてストリーミングのラジオ方式で提供される。全12チャンネルが用意されており、作曲家の中村由利子氏、作詞家のもりちよこ氏、歌手の井上あずみ氏の3名によるオリジナル楽曲や、NHKの小学生のための英語講座、声優による童話の読み聞かせなどを楽しむことができる。
新世代の「Fire HD 10キッズモデル」の価格は税込1万9980円で、本日から予約が開始され、5月26日(水)の出荷を予定している。
Amazon Kids+は月額980円、Amazonプライム会員の場合は月額480円。Fireタブレット以外にもAndroid端末やChrome OS端末で利用することができ、書籍とビデオはどちらでも利用できるが、アプリやゲームはFireタブレット版はインストール型、AndroidやChrome OS版はWebアプリ型に対応している点が異なる。
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