御代田町議会は、ペーパーレス化や業務の効率化を図ろうと、タブレット端末で資料を観覧する取り組みを本格的に始めました。御代田町議会では、4日始まった定例町議会から予算案や議案などの資料について紙を配るのではなくタブレット端末で閲覧することにしました。議員たちは端末に読み込んだ資料の内容をページをめくったり拡大したりして確認していました。町では、去年6月に端末30台を導入し、紙の資料と併用して試験的に利用を進めてきました。町議会事務局によりますと、議員1人が使う紙の資料は年間およそ5000枚で、ペーパーレス化を進めることで、業務の効率化や環境への負荷の軽減などが期待できるということです。内堀喜代志議員は「資料がばく大にあるので、端末の導入で検索しやすくなった。コロナ禍なので研修などにもタブレット端末を取り入れることを考えたい」と話していました。また、五味高明議長は「違和感なく導入できたと思う。町民からの質問があったら、すぐにタブレットを見て返答できるので議会活動のスピードアップにもつながる」と話していました。
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