Netflixは7日、子供による視聴を保護者が管理できるペアレンタルコントロールの機能を拡充。モバイルまたはパソコンから設定が可能で、設定方法などもブログ内で掲載している。
様々な動画を用意するNetflixの動画の中には、ユーザーの年齢によって視聴に相応しくない作品もあるため、会員からの意見をもとにペアレンタルコントロールを整備し、機能を充実させたという。
新機能は、主に7つのポイントにまとめられる。必要に応じて活用することで、家族それぞれに適した体験を提供できるとしている。
・アカウントの利用者ごと、または年齢ごとに別々のプロフィールを作成 ・アカウント画面の設定をフルに活用 ・レーティングに基づく視聴制限の設定 ・プロフィールのロックを “オン” にする ・自動プレビューの再生を管理し、長時間の視聴を防止 ・特定の映画やドラマをブロックし、フィルターを強化 ・プロフィールごとにをチェック
Netflixはどの料金プランでも、最大5つのプロフィールを作成可能。[プロフィールの管理] から[プロフィールの追加]で設定できる。この際に、幼児やティーンなど、それぞれの年代に合わせて個別にプロフィールを作成すると、居住する国のレーティングに基づいて、子供の年齢に適切な映画やドラマのみを表示、視聴できるようにプロフィールを最適化。特定の映画やドラマをブロックして一切表示されないようにフィルターを一層強化できるという。背景の白いキッズ向けのプロフィールには、自動的に子供に適した作品が表示。こうした制限だけでなく、おすすめ作品も個人の趣味や嗜好に合わせて表示される。
プロフィールの追加アカウント画面の設定では、保護者自身や子供のプロフィール設定を管理する際、アカウント画面の[プロフィールやペアレンタルコントロール] 下から一括管理でき、プロフィールごとの言語設定や視聴制限、プレビューなどの自動再生設定など、全てのプロフィールにおける設定内容を一覧表示。現状の設定内容を確認しやすいという。
プロフィールやペアレンタルコントロールレーティングに基づく視聴制限は、[プロフィールとペアレンタルコントロール] 下から[視聴制限] を選択して設定できる。設定した年齢に適した作品のみを指定のプロフィールで表示する。なお、視聴制限の設定変更には、アカウントの暗証番号が必要なため、子供が保護者の知らないうちに設定を変更する心配はないという。
視聴制限プロフィールのロックを “オン” にすると、保護者のプロフィールをロックすることで、誤って子供が保護者のプロフィールにアクセスする心配がなくなるという。アカウント画面の[プロフィールとペアレンタルコントロール] 下から[プロフィールのロック]をクリックして[プロフィールを暗証番号で保護する]を選択。自由に4桁の暗証番号を設定する。各プロフィールで別々の暗証番号を設定することも可能。
設定後は、アカウント画面から該当のプロフィールにロックのアイコンが表示。プロフィールにアクセスする際は、設定した暗証番号を入力するよう求められる。
暗証番号の画面自動プレビューの再生管理により、子供が作品を連続再生して、長時間作品を観てしまうことを防ぐことが可能になった。アカウント画面の[再生設定]から、[すべてのデバイスで次のエピソードを自動再生する]を解除できる。また、ブラウジング中に作品のプレビューを自動再生しないように設定を解除することもできる。
再生設定で自動再生を解除できる特定の映画やドラマをブロックし、フィルターを強化可能。プロフィールにおける年齢制限を設定すると、その年齢に適した映画やドラマのみを自動的に表示するが、表示作品に該当する作品でも、保護者が特定の作品をブロックできる。設定するには[視聴制限]下から該当する作品を検索し、変更を保存する。
特定タイトルの表示制限も可能プロフィールごとのは、アカウント画面の[プロフィールとペアレンタルコントロール] 下から[の表示]を選ぶと確認できる。子供のプロフィールを含む全てのプロフィールで再生された作品名と日付を確認できる。
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