Amazonから、電子書籍端末のスタンダードモデル「Kindle Paperwhite」の新モデルが登場した。画面サイズが6型から6.8型へと大型化したほか、ページめくりの速度も高速化を果たしており、Kindleで電子書籍を楽しんでいるユーザには気になる1台だ。
左から、Kindle Paperwhiteの第11世代、第10世代、第7世代、第5世代。新製品である第11世代のみ画面サイズは6.8型、ほかはすべて6型となるとはいえ、下位にあたるエントリーモデルの「Kindle」からの買い替えであればまだしも、過去のKindle Paperwhiteを所有しているユーザからすると、わざわざ買い替えるだけの価値があるかどうか、判断しかねている人も多いだろう。画面サイズが大きくなっていると言っても、それ以外は変わっていない部分も存在するからだ。
今回は、この新モデル(第11世代)を、Kindle Paperwhiteの旧モデル3製品(第5世代、第7世代、第10世代)と比較して、どのような相違点があるのか、また実際の速度差がどのくらいあるのかを、動画も踏まえつつチェックしていく。なお画質比較のサンプルには、「Kindle Unlimited」で配信されている、森田 崇/モーリス・ルブラン著『怪盗ルパン伝アバンチュリエ 第5巻』を許諾を得て使用している。
なお基本的な知識として、Kindleの各製品における「第○世代」という表現は、原則として発売年によってつけられるため、数字が連続していないことに気をつけたい。例えば現行モデルは第11世代、その前は第10世代だが、もう一つ前は第7世代であり、第9世代・第8世代というモデルや、第4世代以前のモデルは存在しない。見分け方はAmazonのサイトも掲載されているので、参考にしてほしい。
目次▼第5世代(2012年発売)とはどこが違う? ▼第7世代(2015年発売)とはどこが違う? ▼第10世代(2018年発売)とはどこが違う? ▼第11世代(2021年発売)はここが変わった
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