新型になっても8,980円から。
Amazonは、Fireタブレットシリーズのアップデートモデル「Amazon Fire 7」「Amazon Fire HD 8」を発表しました。Fire、Fire HD 8の後継になる2つの新型は、前モデルから価格は据え置きで機能がアップデートされました。6月7日発売で、本日より予約スタートです。
Fireタブレットといえば一時は、Fire HD 6やらFire HDX 8.9やらとラインナップ過多な時期がありましたけれど、今日からラインナップは新型のFire 7、Fire HD 8と、既存のFire HD 10の3つで再スタートします。小さい順に 7、8、10!です。よろしくお願いします。
左:Fire HD 8/右:Fire 77インチディスプレイの「Amazon Fire 7」は、2015年発売の「Amazon Fire」(無印)のアップデートモデル。ディスプレイサイズにあわせて「7」がつきました。カラーは前モデルと同様ブラックのみで、ストレージは8GB/16GBの2種類。価格は8GBモデルが8,980円、16GBモデルが10,980円となっています。
本体デザインに大きな変更はありませんが、アップデート点は厚みが1mm薄くなったこと。そして薄くなりつつも、バッテリーの持続時間がFireの7時間から、8時間に進化しました。また外部ストレージとして使えるmicroSDカードが200GBから256GBに対応しましたよ。
200GBのmicroSDなんてそんなに売ってないわい、と渋々128GBのmicroSDを使っていた方にはビッグニュースですね。もっと容量を気にせず、プライムビデオやマンガをダウンロードできます。
前モデルと同様、背面にモノラルスピーカーがついていますまたディスプレイのピクセル形状が長方形から正方形になり、より綺麗に出力できるようになったとのこと。しかし前モデルのFireとFire 7を並べても、肉眼ではわからない程度の進化で、正方形のピクセルによって劇的にディスプレイが綺麗になるわけではありません。プロセッサは1.3GHzのクアッドコアのままです。
8インチディスプレイの「Amazon Fire HD 8」は、2016年秋発売の同名機種「Amazon Fire HD 8」のアップデートモデル。こちらも、カラーは前モデルと同様ブラックのみで、ストレージは16GB/32GBの2種類。
左:Fire HD 8/右:Fire 7こちらは価格が安くなり、16GBモデルは12,980円から1,000円オフの11,980円になりました。32GBモデルも、前モデルより1,000円オフの13,980円です。今までは価格重視で安いFireを選んでいましたが、Fire 7の価格により近くなったことでFire HD 8も選択肢に入ってきましたね。
下:Fire HD 8/上:Fire 7ただしFire HD 8は、本体デザイン・スペックともに大きな変更はありません。アップデートは1点、こちらもFire 7と同様、microSDカードが200GBから256GBに対応しました。プロセッサも前モデルと同様、1.3GHzのクアッドコアです。
また、新型にあわせて公式ケースも登場。今回はカラバリが一新され、前モデル用のポリウレタン素材から、ファブリック素材になりました。カラーは以下の5色で、価格はFire 7用が2,690円、Fire HD 8用が3,480円です。
そしてFire 7とFire HD 8から、ケースを開いたり閉じたりして、タブレットのスリープ&スリープ解除ができるように!
これはFire側に搭載された機能ですので、おそらく他のマグネットケースでもスリープは可能です。ただ、ハードカバーの本を閉じるような、パタっと閉じてスリープする気持ち良さは、今のところは公式ケースを買っておけば間違いありません。
***さてFireタブレットといえば、恒例のAmazonプライム会員限定の値引き。今回の新型2機種についても、プライム会員なら以下の定価から4,000円の値引きになります。
Amazon Fire 78GBモデル:8,980円 → 4,980円(プライム会員価格)16GBモデル:10,980円 → 6,980円Amazon Fire HD 816GBモデル:11,980円 → 7,980円32GBモデル:13,980円 → 9,980円
今回のアップデートは何かが劇的に進化したわけではなく、あくまでもマイナーアップデートです。しかしながら、Fire 7は約2年ぶりのアップデート。発売当時からFireをヘビーに使ってきた方の買い替えや、「格安タブレット気になってた」という方に、今回の新型は2年ぶりの良い購入機会だと思います。
新型タブレットが4,980円……すでに持っているデバイスとの兼ね合いなんて気にせずに、安いから1台買っておきたいな。プライムビデオとKindleのマンガ専用機として。
・タッチスクリーン搭載! Amazonの「Echo Show」誕生です
image: ギズモード・ジャパン編集部
(山本勇磨)
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