8月に販売した「XIT-AIR110W」の後継機で、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを各2基搭載。アンテナ線と接続したXit AirBoxを、自宅のLAN内に追加することで、スマホやタブレットなどからテレビ番組が視聴できるようになる。なお、ダブルチューナーだが2番組同時録画はできず、1番組録画、1番組視聴となる。
さらに、市販のUSB接続HDDを接続し、HDDレコーダーとして使うことも可能。HDDは8TBまで対応できる。クラウドに録画する際の映像は、トランスコードし、ビットレートを抑えたものになる。ビットレートは標準画質で約5Mbps。
Xit AirBox「XIT-AIR120CW」の背面最大の特徴は、クラウド録画に対応し、HDDを別途用意しなくても録画ができるところ。製品利用開始後に、お試し期間として「PIXELA CLOUD」プランAを無償で1カ月利用できる。このプランAはストレージ容量25GB(TV番組の録画時間に換算すると約10時間分)で、月25GBまで帯域も保証するが、それを超えると伝送帯域が保証されなくなる。
無償期間終了後、月額費用が必要となるが、録画データが引継可能で帯域を保証する「PIXELA CLOUD」プランB(ストレージ300GB=録画時間目安133時間、通信制限75GB、月額990円)およびプランC(ストレージ1,024GB:録画時間目安455時間、通信制限150GB:約60時間分/月額2,100円)を提供する。
また、クラウドストレージ「TeraBox」を展開するフレックステックの「TeraBox」プランも用意。録画データを引き継ぐ事はできないが、通信制限は無制限で、1TB(1,024G/録画時間目安455時間)までのストレージを無償で利用できる。
発表会の配信には、フレックステックの末木社長も登壇した権利を保護しながらクラウド録画を実現するため、Xit AirBoxとクラウド上の録画データを紐付ける認証技術を導入。認証されれば、クラウドのストレージから、録画番組を再生できる。Windows、Mac、Android、iPhone/iPad、Fireタブレット、popIn Aladdinからも視聴できる。なお、Xit AirBoxはHDMI端子を搭載していない、
製品が視聴チャンネルや番組再生位置を記憶しているので、端末をまたいで番組の続きを楽しめる。
専用視聴アプリ「Xit」は、テレビ視聴をより楽しめるよう、直感的な操作性になっており、番組タイトルの横にサムネイルを表示したり、視聴者数をリアルタイム表示する視聴ランキング、スムーズに操作できる番組表なども用意。スマホでテレビを視聴しながら、Webブラウザを表示する「ながら見」機能も利用可能。
外形寸法は、約35×115×123mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約190g。デザインはシンプルに仕上げており、「黒子としての役割を追求した」という。本体正面が優しく光り、使用の状況を知らせる。
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