新型ノア&ヴォクシーの納期がすでにヤバい! 年内納車がムリな可能性もある「37J問題」とは | 自動車情報・ニュース WEB CARTOP 当サイトをご覧の際には JavaScript を有効にしてください。
新型ノア&ヴォクシーが正式発売されてから約1カ月が経過した。いまだ収束の気配すらないサプライチェーンの混乱による部品供給遅延に加え、新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染爆発により、部品メーカーや完成車メーカーの生産現場で働く人が感染したり、家族などに感染者が出たことにより濃厚接触者となり出勤できないケースが多発し、減産や操業停止となることも加わり、新車の納期遅延もより混迷を深めてきているようにも見える。
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画像はこちらトヨタのウェブサイトにある、ノア&ヴォクシーの工場出荷時期の目途によると、2月4日時点で、ノアはガソリン車が2~3カ月、ハイブリッド車が5カ月程度となっている。ヴォクシーはガソリン車が3~4カ月、ハイブリッド車が5カ月程度となっている。これに1カ月ほど加えると、納期の目安となり、ノアのガソリン車で3~4カ月、ハイブリッド車は6カ月ほど、ヴォクシーのガソリン車は4~5カ月、ハイブリッド車は6カ月程度となっている。
某地域にあるトヨタ系ディーラーで話を聞くと、「ご納期については大変混迷を極めております。ガソリン、ハイブリッドともに、いまご注文をいただいてもご納車まで半年ほどお待ちいただきますとご案内しております」とのことであった。
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さらに、「アドバンストパークが引っかかっているようなのですが、37Jというコードのメーカーオプションを選択すると、さらに納期が伸びることになり、10月以降になるのではないかとされております」というから、下手をすれば新型ノア&ヴォクシーは、メーカーオプションの選択次第では、まもなく2022年中に納車が間に合わなくなる可能性も十分高まってきている。
ちなみにこの「37J問題」ともいうべき事態は、一部ディーラーが自社のウェブサイトで未装着モデルより納期が延びることをアナウンスしている。「37J」とはセットオプションのひとつで、その内容は「アドバンストドライブ、ブラインドスポットモニター、フロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト、安心降車アシスト、パーキングサポートブレーキ」となる。
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なお、セールススタッフによると、ハイブリッドは2022年2月より生産開始とのことで、訪れたディーラー各店舗ですでに用意されている試乗車はいずれもガソリン車としながら、「なぜかすでに(2月上旬に訪れた)ハイブリッドの試乗車が用意されている地域もある」と、とにかく販売現場では情報が錯綜しているようであった。
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