1GbpsオーバーのLANは、今や珍しい存在ではなくなりつつある。
例えば、自作PCに欠かせないマザーボードの場合、2021年3月4日現在、ASUSの製品情報ページに掲載されているAMD(AM4)向けマザーボードは29モデル表示されるが、このうち2.5Gbps対応LANを搭載した製品は10モデルある。
このようにマザーボードや、またノートPCでもゲーミング対応モデルを中心として、2.5Gbpsに対応したLANを搭載した製品は増えている。従来はハイエンドモデル向けの装備だった2.5GBASE-T LANがミドルレンジクラスでも標準搭載されるようになり、すっかり身近な存在になった印象だ。
2.5GBASE-T LANをオンボード搭載したASUSのマザーボード「ROG Strix X570-E Gaming」もちろん、PCが2.5Gbpsに対応するだけでは意味はないが、「auひかり ホーム10ギガ/5ギガ」や「フレッツ 光クロス」など、光回線を用いた1Gbpsを超えるインターネット接続サービスが利用できるようになってきた上、ネットワークに欠かせないスイッチについても、2.5Gbpsに対応した製品が実売1万円台でQNAPやバッファローなどから発売され、安価に入手できるようになった。
加えて、現在使っているノートPCやデスクトップPCなどを2.5Gbpsに対応させるためのUSB接続アダプターや、PCIe接続LANカードもリーズナブルに購入可能となった。今や家中を2.5Gbpsのネットワークでつなぐことは、決して難しいものではなくなっているわけだ。
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