Wi-Fiルーターのメッシュ機能とは、複数台を用意して相互に接続することで、Wi-Fiの電波エリアを広げられる機能だ。
テレワークでのビデオ会議では、どうしても電波の届きにくい隅の部屋を使ったりするケースも多くなりがちだ。
ワンルームであればメッシュWi-Fiは不要だが、家が広ければ、これまでのWi-Fiではどうしても家中すみずみまで安定して電波を届かせるには無理があった。
その中でも「Wi-Fi EasyMesh」は、Wi-Fiに関する製品の認証などを行う機関である「Wi-Fi Alliance[*1]」が提唱する、メッシュWi-Fiの相互接続性を確保する認証プログラムとなる。
これまでのメッシュWi-Fiは、主に同一メーカー間のモデルで揃える専用のものだったが、Wi-Fi EasyMeshに準拠していれば、メーカーを問わず相互にメッシュ接続できるようになる。今後はかなり自由度が増すようになるはずだ。
[*1]……このWi-Fi Allianceが認証した無線LAN(IEEE 802.11)機器には、「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴを付けることが許され、無線LANで相互に接続できることが認証された機器としての証になる。つまり、本当は機器の種類で言えば(W-LAN)が正しいのだが、なぜか「Wi-Fi」の方が通じやすくなってしまう、本連載タイトルにも「Wi-Fi」が入っているワケ
このWi-Fi EasyMeshに、バッファローのWi-Fi 6ルーターが対応しつつある。これから発売されるルーターはもちろん、Wi-Fi 6に対応していれば、発売中モデルも順次ファームウェアのアップデートにて対応することになっている。対応状況は、以下のページで随時更新されている。
対応モデルではWi-Fi EasyMeshの設定項目が表示されるナビゲーションリスト
バッファローのWi-Fi 6ルーターが「Wi-Fi EasyMesh」に順次対応カテゴリー
関連記事
ホット記事