インターリンクの「グループ専用VPNサーバー+NGN」は、テレワーク環境で働いている複数のメンバー同士が同一のネットワーク(グループLAN)を共有できるVPNサービスである。
「グループ専用VPNサーバー+NGN」の概要(出所:インターリンク)[画像のクリックで拡大表示]システムの構成要素として、NTTフレッツ回線のNGNとインターネットの両方に接続したVPNサーバーを提供する。ユーザーは、VPNクライアントソフトをインストールした端末からインターネット接続回線を介して、VPNサーバーに接続する。
VPNクライアントをPCにインストールしたテレワークユーザー同士で、VPNセグメントを共有する、という使い方に特化したサービスである。VPNサーバーに接続したメンバー同士は、社内LANのように同一のネットワークに所属できる。
VPNサーバー上では、VPNソフトとしてオープンソースのWireGuardを動作させている。Linuxのカーネルに組み込まれているVPN機能であり、WindowsやMacなどでもVPNクライアントソフトをインストールすれば利用できる。
VPNサーバーへの接続経路として、NTTフレッツ回線のNGNとインターネットの両方が使える。NGN網は、サービス開始当初、NTT東日本のNGN網を利用できる。NTT西日本のNGN網は、2021年度内に使えるようになる。
インターネット接続回線にNGNを利用しているユーザーは、プロバイダ(インターネット接続事業者)のネットワークを経由せずにVPNサーバーに直接接続できる。NGNを使っていないユーザーは、インターネットを介して接続する(接続先となるVPNサーバーは、IPv4の固定IPアドレスを持っている)。
より高いセキュリティが必要な場合は、コントロールパネルの設定で、インターネット(IPv4)からのアクセスを禁止できる。この場合、NGN網からのみアクセスできる。アクセス先となるサーバーをNGN内に設置すれば、不正なアクセスを受けにくくなる。
グループ専用VPNサーバー+NGNの概要用途と機能 | テレワーク環境で働いている複数のメンバー同士が同一のネットワーク(グループLAN)を共有できるVPNサービス。VPNクライアントをPCにインストールしたテレワークユーザー同士で、VPNセグメントを共有する。VPNサーバーに接続したメンバー同士は、社内LANのように同一のネットワークに所属できる |
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システムの構成要素 | NTTフレッツ回線のNGNとインターネットの両方に接続したVPNサーバーを提供する |
使い方 | VPNクライアントソフトをインストールした端末からインターネット接続回線を介して、VPNサーバーに接続する |
利用しているVPNソフト | VPNサーバー上では、VPNソフトとしてオープンソースのWireGuardを動作させている。Linuxのカーネルに組み込まれているVPN機能であり、WindowsやMacなどでもVPNクライアントソフトをインストールすれば利用できる |
VPNサーバーへの接続経路 | NTTフレッツ回線のNGNとインターネットの両方が使える。NGN網は、サービス開始当初、NTT東日本のNGN網を利用できる。NTT西日本のNGN網は、2021年度内に使えるようになる |
NGNで接続するメリット | インターネット接続回線にNGNを利用しているユーザーは、プロバイダ(インターネット接続事業者)のネットワークを経由せずにVPNサーバーに直接接続できる |
NGN以外からの接続方法 | インターネットを介して接続する。接続先となるVPNサーバーは、IPv4の固定IPアドレスを持っている |
アクセス制御 | コントロールパネルの設定で、インターネット(IPv4)からのアクセスを禁止できる。この場合、NGN網からのみアクセスできるようにできる |
価格(税別) | 月額8800円 |
発表日 | 2021年4月20日 |
提供開始日 | 2021年4月20日 |
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