【MWC Barcelona 2022】
ZTEは、自社ブース内で発表会を開催。CPEやWi-Fiルーター、スマートフォンなど、多彩な製品を発表した
5G対応のCPEやモバイルWi-Fiルーターの出荷数が、100万を超えたという。それを記念したフォトセッションも開催された。巻物にサインをするのが中国流だというZTEはKDDIおよびソフトバンクに製品を納入。その実績も披露された
<5G対応のCPEやモバイルWi-Fiルーターは、製品ラインナップをさらに拡大。ZTEは「1+2+N」という戦略に基づき、生活のシナリオに沿いながらスマートフォンや家庭内での通信機器、パートナー製品を展開しているといい、CPEやWi-Fiルーターはこの中の2にあたる。MWCでは、「第4世代」をうたう屋内型CPE2機種、屋外型CPE2機種、モバイルWi-Fiルーター1機種を発表した。
「1+2+N」のシナリオに沿った製品を展開していくのが、同社の戦略だという。似たような戦略は、ファーウェイも掲げていたCPEとモバイルWi-Fiルーターを、一挙に5機種発表屋内用の「MC888 Ultra」。Wi-Fi 6E対応で、下り最大4.92Gbps屋外設置用の「MC889 Pro」。3gppのリリース16に準拠しており、下り最大10Gbpsを実現する日本では一般的ではないが、屋外用CPEは、写真のように窓に取り付けたり、家の外壁に設置したりするタイプのルーター。ガラスなどの遮蔽物に遮られないため、5Gの高い周波数帯を受信しやすくなる
Nubiaブランドのフラッグシップモデル、「Nubia Z40 Pro」
背面のカメラユニットが、メカニカルな印象を与えるデザインになっている標準カメラの焦点距離は35mm。デザインでも、それが強調されている
<35mmのセンサーには、ソニーの「IMX787」を採用。画素数は64メガピクセルで、ZTEでは「一眼カメラ級のボケ味を実現する」としている。この標準カメラのほかに、14mm、50メガピクセルの超広角カメラや、125mm、8メガピクセルの望遠カメラを搭載する。
標準カメラで撮ると、一般的なスマホより画角は狭い。EXIFからもその情報が確認できるBlade V40シリーズ唯一の5G対応モデルとなる「ZTE Blade V40 5G」通信ベンダーとしての顔を持つZTEなだけに、5G関連の独自機能が多い
その他3モデルは、6億8000万の4Gユーザーに向けたものだという薄型の「ZTE Blade V40 Pro」カラフルなボディや背面のロゴが特徴の「ZTE Blade V40 Vita」
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